電子ペーパーELECTRONIC PAPER
無機ELで培った技術から生まれた新部品
電子ペーパーとは
紙の長所とされる視認性や携帯性を保ちつつ、表示内容を電気的に書き換えられるようにした機器です。
弊社では2017年から電子ペーパーの受託加工を開始し2020年度にE Ink社からFPL素子の供給を受け、
屋外用途の耐久性に重点を置き自社開発を開始致しました。
当社の電子ペーパーは、セグメントタイプでカスタム製作が可能で有り最大サイズは550㎜×360㎜までの製作が可能で有り、屋外用途のアウトドアタイマーやデジタルサイネージへの採用実績が有ります。
少量の試作から大量生産まで対応が可能ですのでお問い合わせ下さい。
活用シーン
- 電子書籍
- 各教育現場での電子教材、ノート端末利用
- 各企業、自治体、病院などでのペーパーレスシステムデバイス等
- サイネージ関連商品
動作原理
白と黒の粉体をカプセルの中に閉じ込め、電気的に「+」か「-」を加えます。すると、白は「+」に、黒は「-」に引き寄せられて白黒表示として見られるようになります。
瞬間的に一度電気を加えると、以降は消費電力無しで白・黒表示が持続します。
特徴
- 瞬間的に一度電気を加えると、以降は消費電力無しで白・黒表示が持続
- 反射式技術により
・バックライトモジュールが不要
・紙のような質感
・太陽光下での優れた視認性
・視野角の広さ
・ブルーライトゼロ - 頑丈で長持ち
・フレキシブル
・耐衝撃性
・薄型、軽量
無機EL技術を生かせる、当社ならではの強み
電子ペーパーは無機ELと構造が類似しているため、生産プロセスや設備がそのまま転用可能です。
そのため、当社の強みであるEL量産で培った品質と信頼性を活かし、優位性確保が可能となっています。
- 材料開発実績(既に開発済みの優れた構成材料とノウハウを保有)
- 設計・生産技術対応力(設備を含むプロセス変更対応や高い量産評価能力など)
- 量産対応能力(携帯事業を支えた高品質量産能力に加え、試作や少量生産も可能)